第7回 開催報告(知育玩具編)

風が冷たい冬の日でしたが、会はとても穏やかで暖かなものとなりました。

今日は、知育玩具編から報告を始めようと思います。


こちらは、知立主宰持込の「カプラチャレンジ」です。フランス発、薄い木製の”ブロック”として有名な「KAPLA」を、ゲームにしたものです。お題カードにかかれている作品をいち早く作るというものです。


今回は競争にせず、知育玩具的に、つくることを楽しんで頂きました。


観察力、構成力、高度なバランスといった様々な力を使います。薄い板状のブロックなので、縦に積み上げるのはとても難しく、大人でも真剣そのものです。出来上がった時にはとても達成感がありますよ!体験していただいた方は、「出来上がるとちょっとうれしいですよね」とおっしゃってました。出来上がった時には、自然と笑みがこぼれていらっしゃいました。


小学4年生の男の子も、難しいお題にチャレンジ。なかなか良いバランスで作っていますよ…!

ああっ!崩れてしまった…。がっくりする少年、その気持ちとてもよくわかりますよ…。


バランス感覚を磨かれたお母様、同じくバランスが鍵のL字型が特徴的な積木、スイス・ネフ社の「アングーラ」を楽しんでいただきました。最初はシンプルに四角に組み、次にそれを少し開いて、さらに少しずつずらして花弁のように広がりを出す…


お手本を見ながら慎重に取り組まれていましたが、残念ながら崩れてしまいました。


そして、そのお母さまの様子をそばで見ていた小学3年生のお子さんが…「私もやってみたい」とチャレンジ!

四角く組んで、少し開いて、バランスを取りながらずらしていく…熱心にお手本を見ながら「このくらいかな?」と丁寧に作っていました。

面白さを知ると、次々に新たな作品へとチャレンジ。お母様も見守られ、お子さんの頑張りと作品を上手に認めていらっしゃいました。お話ししながら楽しそうに積木を組んでいきます。

アングーラの塔も上手にバランスをとって、見事に完成!表情をお見せ出来ないのがとても残念ですが、とてもいい笑顔です!!


仕上がった自身の作品を見て、そしてその作品が他者に認められ…。それを遊びの中で繰り返していくうちに、子どもたちは、自らの肯定感や行動への自信をもち、育み、それをベースにして新たな遊びへ行動へと繋がっていくのです。


このお子さんも例外ではありません。次々に作品を作ろうとチャレンジされました。一見とても難しい…と思える作品にも。

バランスが難しい「鳥」です。写真一枚めの、羽根の部分を立てるところまでのバランスと構成手順が、この作品の一番難しいところです。構成順を考え、両手を器用に使い、支え合いながら組んでいく必要があります。じっくり取り組み、真剣に遊んでいます。

完成した時の表情は、自信に満ちた、とてもキラキラした笑顔です!

最後はとても難しい作品の一つ、「花」にも果敢にチャレンジされていました。この作品は、完成図をパッと見ると「え、これ、なんで倒れないの??」と思ってしまうような、本当に微妙なバランスで立っている作品で、高度な構成力とバランス感覚が必要です。積木が大好きな知立主宰が、両手の使い方をお見せしながら、ちょっとだけお手伝い。


LaQコーナーでは、小学4年生の男の子が、ブルドーザーを作り始めました。

設計図を見て、必要なパーツと数を確認して取り出し、作りやすいように揃えています。

丁寧に作っていき、なんとなく形ができてきたころ、他の男の子たちもその様子に興味津々で集まってきました。ブルドーザーの一部を作り、一緒になって楽しんでいます。

完成!!そして記念撮影です。いい笑顔!!

「設計図にはなかったけど、下に車をつけて、動けるようにしてみた」と、自ら工夫して作った様子を主宰のところまで見せに来てくれました。とても上手に、丁寧に作られていました。


第七回 開催報告(ボードゲーム編) へ続きます

Bandeボードゲーム会

ドイツゲームと知育玩具で楽しむ会です。小学生とその親による「親子参加」が中心です。 愛知県大府市で活動中。知立ボードゲーム会と共同運営しています。