第9回 開催報告

都合により、更新が滞っていて申し訳ありませんでした。

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午前中に開催されたドイツゲーム講座の受講者さんを含む皆さまに、楽しんでいただきました。
今回は、ボードゲームが初めてだよ、といったお子さんたちにも楽しめるゲームを中心にセレクトしました。


午前中の「親子で始めるドイツゲーム講座」受講のご家族、講座の中でも遊び楽しかった様子のお子さんからのリクエストで、ご家族で「スティッキー」を楽しまれました。

最初のうちは取り方のコツがわからなくて、すぐに倒してしまっていたお子さんでしたが、少しずつ上手に取れるようになり、ゲームを長く楽しめるようになっていましたよ。
「ネコとネズミの大レース」。
すごろくのような手軽さでありながら、追いかけてくるネコの様子を見ながら、適切にネズミのコマを動かし、チーズを集めていくというゲームとしての面白さもキチンとあって、ネコに追いかけられる気持ちになるハラハラドキドキする盤上の物語性も満点の、親子ゲームとして鉄板ゲームのひとつです。

写真は小学生の子とお母様とで。序盤はネコの目が出ず平和な展開が続き、「これ、皆大きいチーズまで行けるくらいじゃない?」と思われましたが…流石にずっと平和というわけには行かず。スピードアップしたネコに追いかけられてキャー捕まる!キャー逃げなきゃ!という、最後に走れ走れの展開に。

今回もこの写真の回だけでなく、別のメンバーでも遊んでいただきました。かなりよく遊ばれているゲームのひとつです。楽しいので、是非親子で体験してみてくださいね。
子どもたちに与えるゲームには、適切な物語性が欠かせません。子どもたちはゲームの中で主人公となって、物語の中へと入り込み、遊びにもぐっと引き込まれていきます。

こちらはおなじみの絵本・狼と七匹の子ヤギの世界をゲームにした「子ヤギのかくれんぼ」。缶の中に隠れている子ヤギを助けていくゲームです。

今年一年生になるお姉さんと弟の、ご姉弟で遊ばれていました。普段からご家庭にもドイツゲームがあり、楽しまれてはいるそうですが、なにぶんケンカが絶えないというのがお母様の悩みだとの事でした。今日はお姉さんが面倒見よく、仲良く遊んでくれました。
小学生たちで「ラビリンス」。6年生のお兄さん中心にゲーム進行がなされていました。
下級生の子どもたちが少々ヤンチャを言っても、丁寧にみてあげてくれていました。

ボードゲームを皆で楽しむには、己に勝つことが必要です。戦略的に冷静にという意味だけでなく、皆と場や時間を楽しく共有するには、ルールや手順を守り自分の感情をコントロールするといったことも「己に勝つ」ことであり、大切なことです。まさに体現しているその6年生の様子が、大変素晴らしかったです。
有名なゲームのひとつであることもあって「是非やってみたい」との大人の方の希望で、今日も「カタンの開拓者たち」卓が立ちました。

ダイスによる適度な運要素もあるものの、与えられた環境の中でいかに得点する工夫をするかが肝のゲームですので、大人の方も真剣に楽しまれていました。
緻密な情報管理が肝のゲーム、「ハックトリック」。相手の情報はキチンと管理し整理して所持カードを推測し、自身の情報はなるべく知られないようにしながら、打つべき手を考えることが大切なゲームです。コンパクトなビジュアルながら、とても骨のある、遊びごたえあるゲームですよ。

写真は知立主宰と大人の方で。この後、お子さんをお連れのご夫婦にも遊んでいただきました。


この他にもたくさんのゲームが遊ばれました。
次回は4月20日(土)12時〜です。また遊びましょう。

その次は6月の予定で、1周年記念として、ロング開催の予定です。詳細決まりましたらお知らせします。たくさん遊びましょう。


Bandeボードゲーム会

ドイツゲームと知育玩具で楽しむ会です。小学生とその親による「親子参加」が中心です。 愛知県大府市で活動中。知立ボードゲーム会と共同運営しています。